建築用語集

ケヤキ

ケヤキ(欅、学名: Zelkova serrata)は、ニレ科の落葉高木で、日本では代表的な広葉樹の1つです。枝ぶりが整った樹形が好まれて植栽や街路樹にも使われます。また、材は建築材として良材で、寺社建築によく使われています。
主に朝鮮半島、中国、台湾、日本に分布しており、日本では本州、四国、九州に広く見られます。特に関東平野に多く見られ、屋敷林としても利用されています。

建材としての「ケヤキ」は強靭で狂いが少なく、耐久性および耐朽性にも優れています。木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じるのが特徴。高級木材・建材として寺社建築に広く使われています。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。