建築用語集

乾燥材

乾燥材

乾燥材とは、木材に含まれる水分量を一定以下になるように乾燥させた木材のことです。木は水分を多く含んでいると反りや変形の原因となるため、よく乾燥させてから使うのが一般的です。

数ヶ月から1年程度かけて自然乾燥させる「天然乾燥」と、乾燥機を用いて乾燥させる「人工乾燥」があります。乾燥材としては、15%程度の含水率が理想的だとされていますが、20%程度であればまず問題はありません。

なお、乾燥材ではない場合は、骨組みを組んでから2カ月程度自然乾燥させる必要があります。乾燥材を使うことでその分コストがかかりますが、工期を短縮できるのがメリットです。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士