建築用語集

粗骨材

粗骨材

コンクリートに使用される5㎜程度の砂利のことです。骨材とはコンクリートを作るときの砂利や砂のことを指し、5㎜の網のふるいにかけたとき、質量の85%が残るものを粗骨材といいます。コンクリートの粗骨材粒径は、生コンクリート会社に指定することができます。粒の形状はできるだけ丸い方が望ましいとされています。
理由としては、角がとがっていると摩擦が大きく、コンクリートを打ち込むときに鉄筋の裏側に回り込まない粗骨材が出てくる可能性があるからです。なお、10㎜の網のふるいをすべて通過し、5㎜の網のふるいを質量で85%以上通過するものを「細骨材」と呼びます。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士