建築用語集

コーキング

コーキング

コーキング(caulking)とは、外壁や浴室などの施工時に建材や部材の接合部を目地材で埋めることをいいます。例えば、外壁と外壁のすき間をコーキングすることで建物の気密性を高め、雨水の侵入を防いでくれます。また、目地材には弾力性があり、緩衝材の役割もします。温度差や湿度による建材の伸び縮みや、地震や車両の走行による揺れを吸収するため、外壁がひび割れするのも防ぎます。

同じような建築用語にシーリング(sealing)がありますが、コーキングとほぼ同義で使われています。目地材には種類があり、用途や場所に応じて選ぶ必要があります。外壁に用いるときは、上から塗装ができる変性シリコン系コーキング材、浴室やキッチンには撥水性や耐久性に優れたシリコン系コーキング材を選ぶとよいでしょう。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士