建築用語集

チーク

チークとは、シソ科チーク属の樹木、その木材はチーク材と呼ばれています。チークの木は主にミャンマー、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアの国に分布しています。

チークの樹木は大きいものだと樹高40~45m、胸高直径は1.8~2.4mに達しますが、多くの場合、樹高9~11m、胸高直径は1~1.5mほどの大きさです。

チーク材は船舶・家具などの材料の他、建築材、フローリングなどの内装材、家の外装材として幅広く利用されています。

チーク材の主な特徴として、耐水性が非常に高いことや木目と経年変化の美しさなどがありますが、乾燥に時間がかかる点はデメリットといえます。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。