建築用語集

松(まつ)はマツ科のマツ属に属する常緑高木の総称です。明るく乾燥した土地に生え、樹皮はひび割れするものが多く、針状の葉を持っています。日本では8種類の松が存在しています。

日本においては古くから、柱や梁、根太など建材として活用されています。現在では床板やフローリング材、敷板、羽目板などの内装材としてのニーズも高い特徴があります。
油分が多く含まれることから、耐水性に優れています。水廻りに使用されることも多い木材です。
また、特に赤松などは経年変化が楽しめる木材です。はじめのうちは白に近い鮮やかな色をしていますが、年数が経過すると徐々に赤みが強くなり、独特のツヤが現れてくる特徴があります。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。