建築用語集

ボルト

ボルトとは、土台となる部分と材料を固定するために使用する、棒状の金具のことをいいます。らせん状に溝があり、ナットと併用して使います。ボルトは雄ねじ(表面にねじ山がある)、ナットは雌ねじ(内側にねじ山がある)があり、両者が嚙み合うことで結合します。ちなみにボルトとナットの間に、緩み防止のためにさらに間にワッシャー(座金)を挟むこともあります。

頭の部分が六角のものや、頭部に六角状の穴が空いたタイプなどがあり、頭の形状に合わせてスパナや六角スパナ(レンチ)、インパクトドライバーなどの道具を使って締め付けます。ステンレスやアルミ、チタンなど金属製のものが多いものの、塩ビでできたものなどさまざまな種類があります。同じ大きさでも素材や表面の加工によって強度が異なり、JISにより10 段階に強度が区分されています。

  • 部材

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士