建築用語集

カバ

カバ(樺)は落葉広葉樹で、白樺の仲間です。北海道を中心に、本州の北中部にも分布しており、ロシアや北米、ヨーロッパなどが産地です。バーチやマカバ、ウダイカンバとも呼ばれます。光沢があり、きめ細かい木肌を持つ、明るい黄みがかった乳白色の木材です。白っぽい見た目がサクラに似ていることから、サクラの代用品として使用されることもあり、別名をカバサクラといいます。

木の中心部は赤茶褐色で、外側と中心では色が異なるのが特徴です。比較的固い木材で傷が付きにくく、狂いが生じにくいため、フローリングやドア、建材として広く使われています。また、加工性もよいので、家具や玩具の材料としても採用されています。白っぽいカラーで木目に癖がないため、ナチュラルテイストを好む方におすすめです。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士