建築用語集

モルタル

モルタル

モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を水と混ぜて練り合わせたもので、セメントモルタルともいいます。配合はセメント1に対して、砂を2~3、水を0.5の割合にするのが一般的です。セメントは水と混ぜることでペースト状になり、時間の経過とともに固まる特徴を持っています。

モルタルはおもに土間の仕上げや、ブロックやレンガの接着、コンクリートの補修などに使われます。また、外壁の仕上げとして使われることがあり、モルタルで仕上げた壁をモルタル壁といいます。塗り方によって質感が異なり、デザインの自由度が高いのが魅力です。

ちなみにコンクリートはセメント・砂利(粗骨材)・水を混ぜ合わせたもので、モルタルよりも強度が高く、鉄筋と組み合わせて建物の構造体として利用されています。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士