建築用語集

発生材

発生材

発生材(はっせいざい)とは、建築現場で発生する廃棄物や、使いきれなかった材料のことです。具体的には、解体工事で発生するコンクリート片やレンガ、木材の端材、金属くずなどがあります。また、新築工事やリフォームでは、余った石膏ボードや断熱材、壁紙、塗料の容器、配管の切断部分も含まれます。
発生材をそのまま廃棄すると環境への影響が懸念されるため、分別やリサイクルが重要です。たとえば、コンクリート破片を砕いて再生骨材として道路や建物の基礎に利用され、木材の端材はチップに加工されてパーティクルボードやバイオマス燃料に再利用されます。こうした有効活用により、環境負荷の軽減と持続可能な社会に貢献しています。

建材・資材・建具に関する用語

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<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。