建築用語集

耐候性

耐候性

耐候性(たいこうせい)とは、雨・風・紫外線・温度変化など、屋外の過酷な自然環境にどれだけ耐えられるかを表す性能のことです。日常であまり意識されていませんが、酸素も素材を劣化させる要因のひとつです。
たとえば、外壁材や屋根材がすぐに色褪せたり、割れたりしないのは、高い耐候性があるからです。
一方で、耐候性が低いと数年で劣化し、雨漏りや外観の悪化の原因になります。そのため、家を長持ちさせるには、耐候性が優れた素材を用いたウッドデッキやベランダなどを選ぶことが重要です。加えて、塗料やシーリング材も耐候性が高いものを選ぶことでメンテナンスの頻度を減らせるため、結果としてコスト削減につながります。

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<監修>

  • 今西 千登瀬

    有資格
    2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者