建築用語集

sus

susは「Steel Use Stainless」の略で、ステンレスを指します。JIS規格ではsusと表記し、「サス」と読むのが一般的です。

錆びにくく、清掃性が高く熱にも強い特性から、キッチンのワークトップやシンクに多く使われています。また、強度が高く熱伝導率が低いため、保温性を活かした水筒などにも広く利用されています。

susは鉄(Fe)を50%以上、クロム(Cr)を10.5%以上含む鉄合金の一種で、ニッケル(Ni)や炭素(C)を含むタイプもあります。最も一般的なsus304は、クロム18%、ニッケル8%を含み、耐食性と溶接性に優れているため建材や家庭用品に使われます。材料費は他の鋼材より高いものの、長寿命でリサイクルしやすくエコな素材とされています。

  • 省エネルギー住宅

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士