建築用語集

紫檀

紫檀

「紫檀(したん)」は、マメ科ダルベルギア属の常緑広葉樹で、東南アジアや南米などの熱帯地域に分布する高級木材です。赤紫色から紫褐色を帯び、経年で黒紫色へと変化します。その美しい木目と光沢から古来より珍重され、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)と並ぶ「唐木三大銘木」の一つです。バラのような香りを持つ材はローズウッドとして流通することもあります。非常に硬く重い材質で加工は難しいものの、磨くと艶が現れ、耐久性や耐虫性に優れています。用途は高級家具から仏壇・仏具、唐木細工、ギター指板や管楽器部材などの楽器といった幅広くあります。ただ成長が遅く、資源保護が課題でワシントン条約で取引が制限される種もあるため、持続可能な活用が重要視されています。

建材・資材・建具に関する用語

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<監修>

  • 塩野 良 (しおの まこと)

    ■資格
    一級建築士、管理建築士

    1979年生まれ。一級建築士事務所シオノマコトアーキテクツ代表。東洋大学工学部建築学科卒業後、総合建築設計事務所にて教育施設・福祉施設・住宅・店舗・オフィスビル・機械製作工場など、幅広い用途の建築設計・監理業務に携わる。

    現在は医薬、飲料・食品プラントエンジニアリング会社にて、建築設計から施工管理までを担当し、全国各地の様々な工場立ち上げに関与。
    実務経験を通じて、機能性を重視した意匠性の高い空間づくりを追求している。

    個人事務所では、これまでの経験を活かした執筆活動から、住宅設計やリノベーション、移動式住宅の設計、工場敷地の遵法化調査・是正提案なども手がけ、クライアントの多様なニーズに寄り添った提案を心がけている。

    人と環境にやさしい建築を目指し、ユーザーの視点を大切にした設計を信条としている。ユーザーの日々の暮らしに寄り添い、喜んでもらえる建物をつくることが、建築士としての喜びであり原動力となっている。