建築用語集

ラミナ

ラミナ

「ラミナ」とは、丸太を製材して得られる厚さ12mm以上50mm以下(※CLTに関するJAS規格)の挽き板や小角材のことを指し、構造用集成材の原料となる重要な要素です。複数のラミナを乾燥・選別し、強度等級に応じて接着することで、天然木では不可能な大きな断面や長い部材を安定供給できます。特に梁や柱など大きな力がかかる部材には、強度向上のため、強いラミナを外側に配置する「異等級構成」が用いられます。ラミナは、小径木から大径木まで活用できるため、森林資源の有効活用に貢献し、国産のスギ、ヒノキ、カラマツの活用は国内林業の活性化に寄与します。現代の木造建築に不可欠なラミナは、集成材の品質と強度を左右する重要な要素です。

建材・資材・建具に関する用語

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<監修>

  • 塩野 良 (しおの まこと)

    ■資格
    一級建築士、管理建築士

    1979年生まれ。一級建築士事務所シオノマコトアーキテクツ代表。東洋大学工学部建築学科卒業後、総合建築設計事務所にて教育施設・福祉施設・住宅・店舗・オフィスビル・機械製作工場など、幅広い用途の建築設計・監理業務に携わる。

    現在は医薬、飲料・食品プラントエンジニアリング会社にて、建築設計から施工管理までを担当し、全国各地の様々な工場立ち上げに関与。
    実務経験を通じて、機能性を重視した意匠性の高い空間づくりを追求している。

    個人事務所では、これまでの経験を活かした執筆活動から、住宅設計やリノベーション、移動式住宅の設計、工場敷地の遵法化調査・是正提案なども手がけ、クライアントの多様なニーズに寄り添った提案を心がけている。

    人と環境にやさしい建築を目指し、ユーザーの視点を大切にした設計を信条としている。ユーザーの日々の暮らしに寄り添い、喜んでもらえる建物をつくることが、建築士としての喜びであり原動力となっている。