式台
式台(しきだい)とは、玄関の土間と上がり框(玄関の床の端部)の間に設ける板敷きのことです。式台があることで昇り降りしやすくなり、靴も履きやすくなります。
式台の由来は、室町時代以降の武家屋敷において、地面に下りなくてもかごに乗れるように設置された板敷きだといわれています。
住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書により推奨されていることから、土間から上がり框までの高さを18㎝以下にするのが一般的です。18㎝以下であれば式台を設ける必要はありませんが、バリアフリー化のために設置することがあります。
しかし、式台を採用することで土間の面積を消費することになります。車椅子を利用する場合は支障が出る可能性があるため、可動式の踏み台を採用する方法も検討するとよいでしょう。
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<監修>
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大森 理恵
- 有資格
- 宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士