建築用語集

枯山水

枯山水

枯山水とは、水を用いずに石や砂で池や滝を表現する庭のことです。日本庭園の様式の1つであり、代表的なものに京都の龍安寺の庭園が存在します。

枯山水は水を使わずに伝統的な日本庭園を表現できるメリットがあり、近代建築物においては屋内や屋上にも作られることもあります。枯山水は主に禅寺で多く作られてきたことから、英語ではzen gardenと訳されることも多いです。

砂と石で表現をする枯山水では、砂敷は水面を表しています。広い砂敷は海や池を表現しており、石は山岳や渓谷等の自然、もしくは宝船や鶴、亀等の縁起物を表現していることが一般的です。

カテゴリから探す

<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士