建築用語集

軒

軒とは、建物の外壁よりも外側に出ている屋根の部分のことです。軒は、太陽の光や熱を建物の内部に直接当たらせないようする役割があります。軒があることで室内の温度上昇が抑えられ、冷暖房の効率性が向上します。

また、室内に直射日光が当たることを防ぐため、家具や床材の劣化を防止する役割もあります。同様の働きをするものに庇があります。庇は窓や玄関の開口部の上に設置される小型の屋根のことです。庇は窓などの上に取り付けた小さな屋根であるのに対し、軒は屋根の一部である点が違いです。軒の端部は軒先、軒先に取り付ける板材のことを広小舞と呼びます。

カテゴリから探す

<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士