建築用語集 琉球畳

琉球畳

沖縄のシチトウの茎を使った琉球表を用いた畳縁がない畳のことです。畳表の強度に優れており、荒々しいテクスチャーが特徴です。
畳表とは、畳の表面部分で敷物状のゴザのことを指します。
畳縁とは、畳の縁部分に付けられた長手方向の畳表を固定する布のことです。
縁部分はすれて切れてしまうため、一般的な畳は耐久性のある素材で畳縁が作られますが、琉球畳にはその畳縁がないのが特徴です。近年はイ草や和紙などを編み込んで作った一般的な畳表を使った縁なしの正方形のものも琉球畳と呼ぶこともあります。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士