建築用語集

招き屋根

招き屋根

屋根の形状による呼称の1つであり、切妻屋根の片面を短くした屋根のことです。
切妻屋根とは、棟(屋根の頂部)の両側に流れる2つの斜面からなる山形の屋根を指します。切妻屋根は一般的に2つの斜面の長さは同じですが、招き屋根では片面の斜面が長く、もう一方の斜面が短い構造です。
招き屋根は、室内の片側の天井が高くなるため、ロフトを設けることができます。ロフトとは、屋根裏部屋もしくは中二階に設けた空間のことです。また、招き屋根に似ている屋根の形状に「片流れ」がありますが、招き屋根が2面あるのに対し、片流れは1面しかない点が異なります。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士