建築用語集 天袋

天袋

床脇の上部に設ける物入れのことを指します。床脇とは、床の間の脇に作られるスペースで、座敷飾りのことです。
床脇では上部の物入れを天袋と呼び、下部の物入れのことを地袋と呼びます。
床脇ではなく和室で天袋という場合は、押入れの上の天井面にある物入れのことを指します。
床脇の天袋は4枚の引き違い戸となっていることが多いですが、押入れの天袋は2枚の引き違い戸となっていることが多いです。
押入れの外にある上部の物入れは「天袋」と呼びますが、押入れの中にある上部の棚は「枕棚」と呼びます。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士