建築用語集

枕棚

枕棚

枕棚(まくらだな)とは、押し入れやクローゼット内に設ける棚のことです。鴨居よりも高い、床から180㎝程度の高さに設置することが多く、比較的奥行きが浅いのが特徴です。収納するものを出し入れする際に踏み台が必要になることが多く、使用頻度が低いものや、重すぎないものを収納するのに向いています。
諸説ありますが、昔は枕を設置するための棚だったことから、枕棚と呼ばれるようになりました。

ちなみに、押し入れやクローゼットの真ん中あたりに設置する棚を、中段棚(中段)もしくは中棚と呼びます。奥行きが深く、布団を収納するのにも向いています。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士