建築用語集

隣地斜線

隣地斜線

隣地斜線(りんちしゃせん)とは、住宅や建物を建てる際に、隣の敷地の日当たりや風通しを守るために建物の高さに制限を設けるルールです。つまり、隣の土地との境界線から一定の角度で斜めの線を引き、それより高い建物を建てられないという決まりとなっています。
なお、斜線の角度や制限は、用途地域によって異なります。用途地域とは、そのエリアが住宅中心か、商業エリアかなど、地域の性格を分ける制度のことです。
一般的に住宅専用地域では決まりが厳しく、商業地域ではゆるやかな傾向にあります。そのため、設計の段階で、建物の高さの制限の有無と詳細を確認することが必要です。

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<監修>

  • 今西 千登瀬

    有資格
    2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者