建築用語集 採光
「採光」とは、室外の明るさを窓などの開口部を通して室内にとり入れることを指します。一般的に採光条件、採光用窓、採光環境といった表現で用いられます。
一般的な用語と別に、建築計画上の採光は建築基準法第28条「居室の採光及び換気」にて規定されており、具体的には採光のための開口部、居室の床面積に対する必要な窓面積として定義されています。
建築基準法上は建築基準法第28条「居室の採光及び換気」の規定に適合していない自然光は、採光とはならないという点に加え、日当たりと建築計画上の採光とでは意味が異なる点に注意が必要です。
カテゴリから探す
<監修>
-
榑林 宏之
- 一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
- 中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。