建築用語集

ウール

ウールとは、一般的に羊の毛を原料とした素材のことをいい、毛と表示されることもあります。リネンやコットンのように植物の繊維から作られたものを植物繊維というのに対し、ウールは動物繊維に分類されます。ウールは弾力性があるためシワになりにくく、ウール繊維の独特な縮れの間に空気を含むため、保温性に優れています。
また、コットンの2倍の吸放質性があるといわれており、冬は暖かく、夏は涼しく着られるのが魅力です。

しかし間違った洗い方をすると縮む可能性があり、摩擦により毛玉ができやすいため、ドライクリーニングがおすすめです。羊毛以外に毛に分類されるものとして、カシミヤやモヘヤ、アンゴラ、キャメルなどがあります。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士