建築用語集 断面図
「断面図」とは内部が見えないものに対して、当該部分を切断した状態を想定し、切断部の形状を図示したものです。
建託計画(設計)における断面図とは、建物を垂直方向(縦)に切断した切断部の形状を記した図を指します。
一般的に断面図は建物の縦方向の寸法を中心に図示したもの。「床・天井・天井裏・基礎・壁の構造や仕様」などの詳細を記したものは「矩計図」と呼ばれ、断面図と区別されています。断面図と矩計図では記載されている情報量の差があります。
断面図は建築確認申請を行う時に必要な図面資料の1つとなります。
- 矩計図
- 意匠図
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<監修>
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榑林 宏之
- 一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
- 中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。