建築用語集
吹き抜け
一般的に建築計画(設計)・空間構成上の呼び名としての「吹き抜け」とは、建築空間の上下階に及んだ(繋いだ)一体空間を意味しています。
吹き抜けの壁面上部に窓を設けることで光が取り込みやすく、部屋の奥まで光が届き、部屋全体を明るくする効果・機能性があります。
ただし、吹き抜けのデメリットとして一体的な空間が広がることによる「冷房効率の低下」が挙げられます。
上記以外にも柱間に壁(外壁)がなく、外部に開放されている状態のことを吹き抜けと呼ぶことがあります。
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<監修>
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榑林 宏之
- 一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
- 中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。