建築用語集

照度

照度(しょうど)とは光源によって照らされた物体表面の、単位面積当たりの明るさを数値化したもので、照度計で測定できます。単位はルクス(luxまたはlx)で、1ルーメンの光束が1㎡を均等に照射するときを1ルクスとします。

照度は光源自体の性能ではないため、照度は光源と対象物との距離に左右されます。つまり光源との距離が近ければ近いほど、照度の数値は高くなります。JISでは作業別に照明基準を定めており、文字を読む場所は300ルクス以上、簡単な作業をする場合は150ルクス以上を推奨しています。

ちなみに輝度(きど)は、光源によって照射され光が、人の目にどの程度届いているのかを数値化したものです。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士