建築用語集

帝冠様式

帝冠様式

「帝冠様式(ていかんようしき)」とは、昭和初期に誕生した日本独自の和洋折衷建築です。鉄筋コンクリート造の洋風建築の上に、日本の伝統的な瓦屋根や反りのある大屋根を組み合わせたデザインが特徴です。近代建築の強さと和の端正な美しさをあわせ持ち、名古屋市庁舎や東京国立博物館、九段会館など格式ある公共建築に多く採用されています。耐震性・耐久性に優れ、街並みに落ち着きを与える点も魅力の一つです。また、洋風建築にはない、日本らしい景観や和の趣を建物にもたらすことができる点も大きな利点です。一方で、和風屋根を近代構造に調和させるには高度な設計技術が求められますが、その分、重厚で風格ある建築を生み出せる様式といえます。

カテゴリから探す

<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。