建築用語集

レンタブル比

レンタブル比

レンタブル比とは、ビルやテナントなどの建物において、全体面積のうち貸出可能な面積の割合を示す指標です。計算式は、「レンタブル比(%)= 貸室面積 ÷ 全体面積 × 100」となります。 1フロア100㎡のビルで共用廊下やトイレなどを除いた貸室部分が70㎡の場合、レンタブル比は70%です。この数値が高いほど、無駄なく活用可能な面積が多く、家賃収入を得られるスペースが広いため、収益性の高い建物といえます。
逆に、共用部が広すぎると貸せる面積が減るため、収益性が下がります。収益物件やオフィスビルなどでは見た目の広さだけでなく、貸し出してどれだけ収益を上げられるかを判断する材料として、レンタブル比を考えることが非常に重要です。

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<監修>

  • 今西 千登瀬

    有資格
    2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者