建築用語集

ポストモダン建築

ポストモダン建築

ポストモダン建築は、1966年にアメリカの建築家ロバート・ヴェンチューリが提唱した建築スタイルで、無機質で直線的だったモダン建築に対し、色や形に遊び心を取り入れたデザインが特徴です。歴史的な建築様式や装飾をあえて引用し、ポップな色づかいや幾何学的な形状で「楽しさ」や「個性」を表現します。日本では磯崎新の「つくばセンタービル」や原広司の「梅田スカイビル」が代表例です。
同じ思想は家具にも見られ、イタリアの「カールトン」や、アレッシィのユニークなキッチン用品などが象徴的です。住宅では丸窓やアーチ、タイルづかい、カラフルな建具や照明を取り入れることで、手軽にポストモダンの要素を楽しめます。

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<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。