建築用語集

パース

パース

パースとは、建築物や空間を立体的に視覚化するための表現技法です。設計図をもとに、三次元空間を平面上に立体的に描写する「透視図法」を用い、建物や空間を描き、完成後の外観や空間のイメージを再現します。これにより、設計者やクライアントは、建物や空間の構造、デザイン、質感を視覚的に把握でき、建築プロジェクトの計画や提案として活用することが可能です。

また、パースには、正面から見た一点透視図、斜めからの二点透視図、高層ビルなどに使われる三点透視図の3つがあります。作成方法として、手描きスケッチ、3DソフトによるCGパース、VR・ARを使った仮想空間パースなどがあり、設計のプレゼンや施工前の確認として活用されています。

カテゴリから探す

<監修>

  • 今西 千登瀬

    有資格
    2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者