建築用語集

非線引き区域

非線引き区域

非線引き区域(ひせんびきくいき)とは、都市計画で「市街化を進める区域(市街化区域)」や「市街化を抑える区域(市街化調整区域)」として線引きがされていないエリアのことです。つまり、将来的にどう開発していくかがまだ明確に決まっていない地域を指します。郊外ののどかな田園地帯や、自然の多い地域などが該当します。
建築は可能ですが、エリアによっては上下水道などインフラが整っていないこともあります。自治体によってルールが異なるため、建てられる建物の大きさや使い方に制限がある場合も。土地価格は比較的安い反面、生活利便性や将来的な資産価値については慎重な検討が必要です。

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<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。