建築用語集

タッパ

タッパ

「タッパ(たっぱ)」とは、建築現場などで俗に用いられる、室内の天井までの高さ、すなわち「天井高(てんじょうだか)」を指す表現です。正式な建築用語ではありませんが、職人や設計者の間で日常的に使われています。日常会話では人の身長を表す俗語としても広く使われ、「タッパがある」といえば背が高いことを意味します。特にバスケットボールなどスポーツの世界で、選手の身長的優位性を指して頻繁に用いられる表現です。 建築現場ではタッパが高いほど空間は開放的になりますが、冷暖房効率や施工コストに影響するため、設計段階でのバランスが重要です。一般住宅では2.4m前後の天井高が標準的ですが、近年は2.6m程度の高天井を採用する事例もあります。法規的には「天井高」が用いられ、居室の最低天井高は2.1m以上と建築基準法第21条で定められています。タッパ(天井高)は、空間の快適性や意匠性を左右する基本的な要素です。

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<監修>

  • 塩野 良 (しおの まこと)

    ■資格
    一級建築士、管理建築士

    1979年生まれ。一級建築士事務所シオノマコトアーキテクツ代表。東洋大学工学部建築学科卒業後、総合建築設計事務所にて教育施設・福祉施設・住宅・店舗・オフィスビル・機械製作工場など、幅広い用途の建築設計・監理業務に携わる。

    現在は医薬、飲料・食品プラントエンジニアリング会社にて、建築設計から施工管理までを担当し、全国各地の様々な工場立ち上げに関与。
    実務経験を通じて、機能性を重視した意匠性の高い空間づくりを追求している。

    個人事務所では、これまでの経験を活かした執筆活動から、住宅設計やリノベーション、移動式住宅の設計、工場敷地の遵法化調査・是正提案なども手がけ、クライアントの多様なニーズに寄り添った提案を心がけている。

    人と環境にやさしい建築を目指し、ユーザーの視点を大切にした設計を信条としている。ユーザーの日々の暮らしに寄り添い、喜んでもらえる建物をつくることが、建築士としての喜びであり原動力となっている。