建築用語集

GL

GL

GLとは、グランドレベル(Ground Level)またはグランドライン(Ground Line)の略称で、建築や土木で使われる基準の高さを示す用語です。建物の基準となる地盤の高さを指し、設計図や施工時に重要な指標となります。GLは主に地面を掘る深さやコンクリートを流し込む位置を決定する基礎工事の深さ、建物各階の高さ、入口や排水計画を設計する際に使われています。

表記は「GL±0」のように使われ、これは該当する位置が基準となる地面の高さと一致している証です。GLはいわば建築の基準点であり、設計図や現場で重要な役割を担います。この基準が正確であることで、安全かつ効率的な建築が可能であり、建築の計画や工事の精度を高めるうえで重要な役割を果たします。

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<監修>

  • 今西 千登瀬 (いまにし ちとせ)

    ■資格
    宅地建物取引士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、賃貸管理業務主任者、ライフオーガナイザー1級、リビングスタイリスト1級、ホームステージャー2級、他多数。

    1979年、東京都出身。東京ファンライフ不動産 代表。

    大学時代に空間デザインを学び、大手建材メーカーにて住まいのコンサルタントを経験。
    その後、不動産仲介・住空間提案に携わり、現在は「子育て住空間コンサルタント」として活動。
    これまでに手がけた住宅提案は 1万件以上 にのぼり、豊富な経験をもとに一人ひとりに合った住まいと暮らしを提案している。

    住生活全般をカバーする幅広い専門性を強みに、快適で美しく、ライフスタイルに寄り添った住空間づくりを行っている。

    また、SNSやコラム、YouTubeなどを通じて40代女性に向けた「からだ・心・地球にやさしい暮らし」を発信。美容・睡眠・セルフケアといったテーマも融合し、より心地よく軽やかに暮らせるライフスタイルを提案している。