コミュニケーションタフⅡ DW

火のついたタバコや高温のアイロン、やかん、鍋等を直接置いた場合に発生する焦げ跡は一度つくと取れません。また、表面化粧材が熱により一度変色や変形すると元にはもどりません。
タバコのヤニはアルコールを染み込ませた布で拭き取ってください。それでも取れない場合は、施工された業者や補修業者に相談ください。
シンナーやベンジン、漂白剤などをご使用の場合は、適切な希釈が必要になります。適切な希釈を行わないで薬品を使うと床表面の変色、変質の可能性があります。これらの薬品をご使用の場合は補修業者などとよくご相談ください。

公共商業施設向けの「コミュニケーションタフシリーズ（DW･FW･防音）」、「コミュニケーションタフ バイオリーフシリーズ（DW･FW･防音）」及び「ユカフィット（カバ）」の直張工法用をご使用ください。

木材は、温度や湿度等の影響で伸縮が起こるため、反りや突き上げ（継ぎ目部分の盛り上がり）、目スキ（継ぎ目部分に隙間ができる）、波打ちが発生することがあります。特に床暖房使用時には目スキが発生しやすくなります。
ご使用いただくうちに徐々に隙間が目立たなくなります。
木材の特性上ある程度やむを得ない現象ですので、ご理解ください。

弊社の土足用フローリングには、皮膜の強いタイプの木床用水性樹脂ワックス（弊社DKワックスネオやリンレイ製ハイテクフローリングコートなど）をご使用下さい。
DKワックスネオ及びハイテクフローリングコートは艶有りタイプのワックスです。艶消しタイプの床材には、艶を抑えたリンレイ製ハイテクフローリングコートつや消し20をお勧めします。（艶を抑えたワックスですが、艶は上がります。）
尚、ワックス掛けにあたっては、ワックスメーカーの標準作業を事前確認の上、必ず目立たない場所やフローリングの端材等で試し塗りを行い、問題ないことを確認をしてから塗布するようにしてください。

物件個別に、物件名を入れた品質証明書を発行させていただきます。仕入先様を通して弊社営業窓口にご依頼ください。

フロアーを長く使用していると経年変化により「退色」したり「変色」することがあります。また、光や熱があたる部分とあたらない部分（特に窓際などカーテンとサッシの間）で色合いに差が生じることがあります。

床材には、表面の化粧が天然木突き板張りのものと木目化粧シート張りの２タイプがあります。変色が気になる方は、変色が起こりにくい木目化粧シート張りの床材（カタログには「シート化粧」のマークが付いています）をお勧めします。

ヘリンボーン柄の床材は現在取り扱いがございません。

公共商業施設向けの土足用床材はクリーンウッド法に適合した製品です。証明書が必要な場合は、弊社営業窓口にご依頼ください。
一方、グリーン購入法に関しては、カタログ品番でご注文いただいた場合は、グリーン購入法特定調達品の対象とはなりません。原木の状態から最終製品までが完全にヒモ付けされて履歴をたどれる床材でなければ、合法証明が得られないためです。そのため、通常製品とは分けて特注生産し、納品時に「合法証明部材使用フローリング証明書」を発行する対応となります。発注時に証明書発行をご申請ください。
詳細につきましては、弊社営業窓口までご相談ください。

現在、当社製品で対応できる床材はございません。

既存床に上張り可能な薄いタイプの土足用床材はございません。（4.5mm厚の「デザインタフアート」は上張り施工はできません）
土足用を上張りする場合は、「コミュニケーションタフⅡ DW・FW」、「コミュニケーションタフ バイオリーフ DW・FW」の捨て張り工法用12mm品及びユカフィットの捨て張り工法用12mm品・15mm品での対応となります。
不陸のない、しっかりとした下地が条件となります。不陸のある場合には、合板12mm以上を捨て張りしてください。
尚、既存床が直張りタイプの床材（裏面クッション付きの接着剤施工の床材）や、無垢材・クッションフロアの場合には、上張りはできませんので、ご注意ください。

一般にフロアーは高温高圧工程を経て製造されるため、製造段階での虫害はありませんが、木質材料の特性上、製品の流通段階や施工後に何らかの理由で虫害が発生することがあります。万一発生した場合、専用の薬剤を注入するなど、早期対策が必要です。処理専門業者等にご相談ください。

施工できません。弊社が推奨している床暖房に施工してください。詳細は最新版カタログ等をご確認ください。

「コミュニケーションタフシリーズ（DW・FW・防音）」と「ユカフィット」のカバは、床暖房対応です。
直張り工法用は、ガス会社の温水マットタイプ床暖房（小根太無し直張り工法用）に施工できます。
捨て張り工法用は、ガス会社の温水マットタイプ床暖房（小根太入り）に施工できます。

汚れは、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。落ちない場合には、中性洗剤をぬるま湯で希釈し、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
クレヨン、マジック、油、インキ等で汚した場合には、シミにならないうちに家庭用ベンジンでふき取ってください。シンナーは床材表面を傷めることがありますので、使用しないでください。

自然素材である天然木の化粧単板や無垢材は、同じ樹種でも一本一本個性があります。木目・色調が異なるのはもちろん、成長過程で生じる節や入り皮なども天然木ならではの個性です。天然素材ならではの特徴としてご理解のうえ、その味わい深い魅力をお楽しみください。
また、木目印刷を施した化粧シート床材の場合でも、木のもつ自然な風合いを表現するため、色柄のばらつきや入り皮・節などの天然木の個性的な特長をもたせています。

既存のワックスと上塗りのワックスがあわない場合、ムラになる場合があります。
また、既存のワックス面の汚れがひどい場合やムラがある場合などは、ワックスを一度除去するほうがより美しく仕上がります。
ワックスの除去は、ワックス剥離剤で除去できますが、使用方法を誤ると床材表面が劣化する場合があります。使用上の希釈率を守り、目立たない部分で確認してからご使用ください。また、ワックス剥離剤をフロアー表面に多量にまき散らすと、フロアー目地部のふくれや床鳴り等の原因となりますので、絶対に行わないでください。

土足用床材専用の床見切はご用意がございません。

石目柄の土足用床材は品揃えがありません。木目柄のみの品揃えです。

公共商業施設向け床材「コミュニケーションタフシリーズ（DW・FW・防音）」の杉・栗・檜には、国産材突き板を採用しています。
また、「コミュニケーションタフ DW（地域産材対応突板）」は、地域産の木材を仕上げ材に加工してお作りします。発注ロット・納期・地域材対応エリア等詳細については、弊社営業窓口までお問い合わせください。

弊社製品ではご用意がありません。

「コミュニケーションタフⅡシリーズ」及び「コミュニケーションタフ バイオリーフシリーズ」は、次亜塩素酸ナトリウムを含む下記薬品にて、消毒によるお手入れが可能です。
１）アルコール（消毒用エタノール）： 原液（濃度76.9～81.4%）
２）次亜塩素酸ナトリウム（塩素系漂白剤）：濃度0.5%まで
・～0.05％（日常清掃）
・～0.5％（吐しゃ物などの消毒）
３）塩化ベンザルコニウム（界面活性剤）：濃度0.1%まで
４）イソプロピルアルコール（イソプロパノール）：原液（濃度70%）
参考）厚生労働省「医療施設等における感染対策ガイドライン」
「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」
「介護現場における感染対策の手引き 第２版」
「保育所における感染症対策ガイドライン」
「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」
【ご注意】
※長年のご使用により、表面が変質を起こす場合があります。
※薬品の種類や放置時間によって、変色する場合があります。
※薬品を表面に付着後、家庭用中性洗剤を含ませた固く絞った布で素早く拭き取り、薬品成分を表面に残さないようにしてください。