フローリングは何色がおすすめ?
人気のカラーやインテリアとの相性

フローリングの色を意識すべき理由

フローリングは部屋全体を占める面積が多く、部屋の印象を左右するポイントの一つです。そのため、フローリングのカラーチョイスで、部屋の雰囲気を自由にデザインすることができます。壁紙や家具とのバランスでも部屋全体のテイストは大きく変わるため、フローリングの色選びは大変重要です。

フローリングの色の種類

フローリングの色は、世の中に数えきれないほど存在しますが、一般的な家庭に用いられている代表的なカラーは5種。それぞれの特徴と効果について解説します。

ホワイト系

ホワイト系

ホワイト系の色柄のフローリングは、部屋を明るく広い空間に見せる効果があります。フローリングがニュートラルなことで、どんな家具ともなじみやすくインテリアコーディネートがしやすいのもメリットです。傷や汚れに気を使いますが、ほこりが目立ちにくいという利点もあります。

おすすめのシーン

  • 外光が入らず部屋が暗いので明るく見せたい
  • 部屋を広く見せたい
  • 様々な家具や小物をコーディネートしたい

「床を白くしたい!ネックはある?相性の良いインテリアやおすすめ製品も紹介」はこちら

ライト系

ライト系

ライト系の色柄のフローリングは、部屋を程よく明るく、ナチュラルな雰囲気に演出してくれます。フローリングの中でも人気のカラーです。濃い色の家具ならコントラストがきいたシックなイメージに、同調の家具なら統一感のある穏やか空間を実現できます。

おすすめのシーン

  • 部屋を穏やかで明るい印象にしたい(リビングや子供部屋など)
  • ナチュラルな雰囲気が好き

ミディアム系

ミディアム系

ミディアム系のフローリングは、木の温もりをキープしつつ引き締まった印象を与えてくれます。傷や汚れが目立ちにくいため、日ごろのお手入れも簡単です。家具がダークグレーや黒系の色調なら落ち着いた雰囲気になり、白や明るいベージュなら活動的な空間が演出できます。

おすすめのシーン

  • 木目を生かしたい
  • 落ち着いた空間が好き

ダーク系

ダーク系

ダーク系色柄のフローリングを使うと、部屋に重厚感や洗練された印象が加わり、伝統的とモダンどちらのテイストにもマッチします。ただし、ほこりや傷が目立ちやすいのが難点です。また、他のカラーと比べて部屋が狭く感じられますが、家具やラグの配置・色使いを工夫することで高級感の増す部屋作りが実現できます。

おすすめのシーン

  • レザー家具などでモダンな雰囲気にしたい
  • 重厚感のあるヴィンテージ風の部屋にしたい

グレー(グレイッシュ)系

グレー(グレイッシュ)系

ニュートラルなグレー系や色味を抑えたグレイッシュ系の色柄は、部屋の雰囲気が上品に洗練され、おしゃれに見えます。大理石や木材といった天然素材だけでなくアーティフィシャル素材との調和もよく、現代的、伝統的のどちらのテイストにも合わせやすいのもメリットです。

おすすめのシーン

  • おしゃれでクールな空間を演出したい
  • グレードアップした部屋にしたい
  • 既存の家具を活用したい

インテリアやテイストごとにおすすめの色

フローリングは、インテリアや部屋の雰囲気の好みによっても適切なタイプを選びたいもの。代表的なインテリアテイストにあったおすすめのフローリング色をご紹介します。

ナチュラルモダン

ナチュラルモダン

ナチュラルテイストに部屋を仕上げるなら、ベージュや白、ライト系の明るい木目などがおすすめです。ベージュを基調にした家具を設置することで、開放感のある空間が演出できます。ナチュラルテイストでは、濃い茶色やグリーンなどを差し色に取り入れてみましょう。立体的なインテリアになり、優しい雰囲気にまとまります。

ソフトシック

ソフトシック

落ち着いたモダン空間に、グレイッシュカラーのフローリングをあわせた上品なソフトシックテイスト。丸みのあるデザインや石目調の壁材をあわせることでセンスのある優しい空間を作ってくれます。

スタイリッシュモダン

スタイリッシュモダン

洗練されたモダンなテイストが好みなら、ホワイト系のフローリングがおすすめ。ダークカラーや白い家具との相性がよく、モノトーンにまとめると高級でクールな雰囲気を演出することができます。またインダストリアル系のテーブルなどでアクセントを作れば一味違ったスタイリッシュなイメージになります。

モダンヴィンテージ

モダンヴィンテージ

グレー系のフローリングは、ヴィンテージ系のテイストにマッチします。ネイビーカラーのシンプルな室内ドアをアクセントに用いて、壁やフローリングとの上品なコントラストを実現。年月が経った味わい深い家具や素材が映える、シンプルで現代的なモダンデザインと床や壁、天井の素材感でセンス溢れる室内を楽しんでみましょう。

クラシック

クラシック

ダークブラウンのフローリングは、クラシックテイストのインテリアに適しています。クラシックテイストは、茶色やアースカラーが基調となった上質な配色がポイント。テクスチャーのある革やファーブリック、ラグや観葉植物などで装飾するとより暖かいクラシックテイストの部屋がスタイリングできます。

お部屋別のおすすめフローリングカラー

フローリングカラーは、部屋によって効果的に活かすことができます。部屋別にみるフローリングの特徴やポイントについてみてみましょう。

玄関

玄関におすすめのフローリングカラーの1つに、ミディアム系やダーク系といった濃いめのカラーがあります。家の顔である玄関空間を上質に仕上げてくれます。また、都市部などお部屋が狭くなりがちな場合は、床をホワイト系の石目調にして、広さと上質さの両方を見せるのもおすすめです。

キッチン

キッチンは、独立型、リビングとの一体型などレイアウトによっても最適なフローリング色が異なります。清潔感と掃除のしやすさから明るめの色がおすすめで、ホワイトやライト系のカラーもよく見られます。

リビング

リビングは、家族や大勢が集まるコミュニティエリアとして落ち着きや、温もり感じるライト~ミディアム系カラーを選択するのが一般的。明るい配色のフローリングは広々と見えるほか、ほこりが目立ちにくいという利点もあります。

子供部屋

子供部屋は、木目やナチュラル系のフローリングがおすすめ。子供の成長に合わせて家具や机が変わっても違和感なくコーディネートできます。また天然木などの自然素材は、温かい質感が子供たちの快適生活を後押します。

DAIKENのおすすめフローリング床建材3選

フローリングの色によって部屋の雰囲気は大きく変わります。DAIKENがおすすめする人気のフローリングを3タイプご紹介します。

フローリング色は部屋別やテイストにあったチョイスを

ご紹介した通り、フローリングはお部屋の印象を決定づける大切なポイントです。ただその反面、実際のイメージはつきづらいものでもあります。フローリング選びで困ったら、テイストや部屋別にもオプションの多いDAIKENへご相談ください。専門スタッフが、適切にアドバイスいたします。ぜひ、ご自宅にぴったりのフローリングはDAIKENへ。

※ここに掲載されている情報は2023年10月19日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。