建築用語集 ロックウール

ロックウール

ロックウールとは、安山岩や玄武岩などに鉄鋼スラグなどを混ぜ、繊維状にした断熱材です。グラウスール同様、不燃材料として認められています。日本ではまだ採用例は少ないですが、その不燃性からマンションの外張り断熱材として使用されることが増えてきました。
多孔質の特徴もあり、断熱性はもちろん保温性や吸音性にも優れています。形状はフェルト状やボード状のものなどがあります。
ロックウールは「岩綿(がんめん)」とも呼ばれ、見た目は発がん性のあるアスベスト(石綿)にも似ていますが、国際がん研究機関によると、一番発がん性が低いグループに分類されています。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士