建築用語集 けがき

けがき

主に鋼材の表面に、切断線やボルト穴の位置等の加工に必要な情報を書き込むことです。「けがき針」と呼ばれる工具でけがき塗料を塗った表面をひっかいて傷をつけて線を引きます。
鉄骨造の建物の場合、工場であらかじめ加工された鉄骨を現場で接合や切断を行いながら建物を建てていきます。けがきで鉄骨に印をつけておくことで、作業員が効率よく正確に接合・切断ができるようにすることが目的です。けがきは製作図面を確認しながら、慎重、かつ正確に行うことが求められます。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士