建築用語集 屋根勾配

屋根勾配

屋根の傾きを表す言葉です。屋根勾配では「X寸勾配」といった表現が使われます。例えば、屋根の断面を直角三角形とした場合、底辺を10寸とし高さが4寸となる場合は「4寸勾配」と表現されます。
屋根の骨組みは、垂木と呼ばれる木材が屋根勾配に沿って組まれます。屋根勾配に対して垂直方向で支えている水平の建材のことを母屋(もや)と呼びます。
垂木は母屋の上に組まれていくことで、屋根勾配の傾斜を形成することができます。傾斜が付いた垂木の上には下地材が張られ、その上を瓦などで仕上げることで勾配のある屋根ができあがります。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士