建築用語集 杭打ち

杭打ち

杭基礎の建物を建てる際の杭工事のことを指します。杭基礎とは、土地の地盤が軟弱な場合や、マンションやビルなど重量の重い建物を建てる場合に地下の深くて硬い層まで杭を到達させ、建物を支持する方法のことです。
杭工事には場所打ち工法と既成杭工法の2種類があります。場所打ち工法は、現場で穴を掘ってコンクリートを打って杭を作る工法のことです。既成杭工法は、さらに打ち込み工法と埋め込み工法の2種類に分かれます。打ち込み工法は杭をハンマーによって打ち込んでいく工法のこと、埋め込み工法は杭よりひとまわり大きな径を開け、その中にセメントと水を混ぜ込んだセメントミルクを注入していく工法です。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士