建築用語集 防音壁

防音壁

「防音壁」は別名で遮音壁とも呼ばれています。周辺の土地・施設などを騒音被害から守るために設置されます。
防音壁は主に交通量の多い幹線道路、鉄道、工場など騒音自体を抑制・制限しにくい場で利用されています。
また、音響設備などを有する音楽教室やカラオケなどといった施設の内装壁にも防音壁が使われています。室内での防音壁は、遮音シートと吸音材を壁に取り付ける方法や、コンクリート板を支柱にはめ込む方法などさまざまな手法があり、いずれも状況に応じた専門的な計画と工事が必要です。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。