防音構造例
防音
木造住宅の防音構造例
DAIKENでは必要に応じて多彩な防音レベルをご用意しています。
一つの家の中でも、家族一人ひとりにそれぞれの暮らしがあります。最も身近な存在であるからこそ、お互いにマナーを大切に気持ちよく暮らしたいものです。DAIKENでは、家族一人ひとりの暮らし方にマッチする防音レベルを提案しています。
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
一般構造(例)
遮音性能の目安:約20dB
(実際の現場ではさまざまな条件でばらつきますので、15~20dB程度と見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
一般ドア
-
窓※3
一般サッシ
-
換気扇
一般換気扇
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
スタンダード防音★★構造(例)
遮音性能の目安:約40dB
(実際の現場ではさまざまな条件でばらつきますので、35~40dB程度と見込まれます。また、ドア部は30~35dBの遮音性能が見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
防音ドア アドバンス(A)防音タイプ
-
窓※3
外部サッシT-2等級以上+インナーサッシ、空気層100㎜以上
-
換気扇
DKファンNK11型+A防音フード12型
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
プレミアム防音★★★構造(例)
遮音性能の目安:約50dB
(実際の現場ではさまざまな条件でばらつきますので、45~50dB程度と見込まれます。また、ドア部は35~40dBの遮音性能が見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
防音ドア スペシャル(S)防音タイプ※壁厚が250㎜以上の場合は、現場対応または特注見切材での納めが必要です。
-
窓※3
外部サッシT-2等級以上+インナーサッシ、空気層400㎜以上
-
換気扇
防音ダクト換気扇 32C型※天井ふところが340mm以上必要です。
●防音ドア部分は壁と比べて遮音性能が低いため、条件によっては2重に防音ドアを施工することもあります。
※1 遮音性能は開口部を除く500Hz時の目安で、現場の性能を保証するものではありません。
※2 遮音性能は音源の種類(特に振動を伴う音源、たとえばドラム等)によって異なる場合があります。
※3 サッシは弊社製品ではありません。
ご採用にあたってのご注意
- 防音室は気密性が高くなりますので、酸欠事故防止のため、必ず防音換気扇を設置してください。
また24時間換気は建築基準法で義務化されています。必要な風量をご確認の上、換気扇を選定してください。 - 外壁構造例の吸音ウールは防音性能に必要な部材で断熱は別途検討が必要です。
- 防音室は気密性が高くなりますので、においがこもりやすくなります。十分に換気を行ってください。
- ドラム、エレキギター、ベース等の楽器は、音量の大きさと楽器の特性により対応できません。
防音
マンション・RC造住宅の防音構造例
マンションなど集合住宅の防音室には、ハイレベルな防音対策が必要です。
マンションなど、住宅が隣り合う集合住宅には、気兼ねない生活のためにもハイレベルな防音対策が必要です。DAIKENでは、家族一人ひとりの暮らし方にマッチする防音レベルをご提案。一般居室やピアノ室など、部屋の用途により性能を選択します。
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
一般構造(例)※2
遮音性能の目安:約45dB
(実際の現場では様々な条件で性能はばらつきますので40~45dB程度と見込まれます。また、木下地壁は20~25dB、ドア、サッシ部は15~20dBの遮音性能が見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
一般ドア
-
窓※3
一般サッシ
-
換気扇※4
一般換気扇
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
RCスタンダード防音★★構造※2
遮音性能の目安:約55dB
(実際の現場では様々な条件で性能はばらつきますので50~55dB程度と見込まれます。また、木下地壁は40~45dB、ドアは30~35dB、サッシ部は45~50dBの遮音性能が見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
防音ドア アドバンス(A)防音タイプ
-
窓※3
外部サッシT-2等級以上+インナーサッシ、空気層400㎜以上
-
換気扇※4
防音ダクト換気扇 32C型※天井ふところが340mm以上必要です。
防音性能の目安※1(遮音性能500Hz時)
RCプレミアム防音★★★構造※2
遮音性能の目安:約60dB
(実際の現場では様々な条件で性能はばらつきますので55~60dB程度と見込まれます。また、木下地壁は45~50dB、ドアは35~40dB、サッシ部は45~50dBの遮音性能が見込まれます。)
-
天井
-
外壁
-
間仕切壁
-
床※2
-
ドア
防音ドア スペシャル(S)防音タイプ※壁厚が250㎜以上の場合は、現場対応または特注見切材での納めが必要です。
-
窓※3
外部サッシT-2等級以上+インナーサッシ、空気層400㎜以上
-
換気扇※4
防音ダクト換気扇 32C型※天井ふところが340mm以上必要です。
●DADスペースについては「DADスペースカタログ」をご覧ください。
●防音ドア部分は壁と比べて遮音性能が低いため、条件によっては2重に防音ドアを施工することもあります。
※1 コンクリートスラブは150mm厚としています。なお、遮音性能は開口部を除く500Hz時の目安であり、現場の性能を保証するものではありません。
※2 防火構造については建築主事にご確認ください。
※3 サッシは弊社製品ではございません。
※4 換気扇の給排気口を屋外に設ける場合は建築主事にご確認ください。
ご採用にあたってのご注意
- 防音室は気密性が高くなりますので、酸欠事故防止のため、必ず防音換気扇を設置してください。
また24時間換気は建築基準法で義務化されています。必要な風量をご確認の上、換気扇を選定してください。 - 外壁構造例の吸音ウールは防音性能に必要な部材で断熱は別途検討が必要です。
- 防音室は気密性が高くなりますので、においがこもりやすくなります。十分に換気を行ってください。
- ドラム、エレキギター、ベース等の楽器は音量の大きさと楽器の特性により対応できません。
- 集合住宅では上階と隣戸とつながっているため、上記防音構造にしても完全に音を遮断することはできません。
防音建材・音響製品
関連コンテンツ
特設コンテンツ
- 防音建材・音響製品コラム(記事)
- 家の中で意外とうるさい足音、どう対策する?
- マンションの床リフォームで知っておきたい 浮き床工法とは
- 残響時間とは リビングや演奏部屋、オーディオルームならどの程度が理想?
- 【防音】自宅スタジオのつくり方とは?設置方法や必要な防音建材
- 吸音材の貼り方。注意点について解説
- 騒音対策グッズのタイプ別おすすめ3選。タイプ別に防音アイテムを紹介
- 騒音対策は賃貸物件でもできる?おすすめの防音対策10選
- ”防音”で快適生活! 楽器を演奏したい、犬が吠える、足音が気になる
- 部屋の”防音”を究める。ホームシアターから自宅スタジオまで趣味を満喫
- 部屋の防音に“吸音”する天井材を! 生活音と反響音によるストレス対策にも有効!
- “床の防音”対策! マンションでも子どもの足音を軽減できる効果的な方法を教えて!
- “ドアの隙間”、アンダーカット・ガラリはなぜあるの? 音漏れを防ぐドアリフォームとは
- 部屋の“防音”を考える。目的に合った遮音と用途に合った響きを得て快適なサウンドライフを!
- 部屋から声が漏れにくくなる方法を知りたい! 換気口・通気口の防音対策をして快適な住まいに
- ずっと住む家だから。屋外の音が気にならない、ゆったりくつろげる“夢のごろ寝リビング”へリフォーム!
- “WEB会議”の音声をクリアに! 吸音・調湿・音配慮で長時間過ごせる快適空間を(テレワーク向けのリフォームシリーズ Vol.2)
- 防音室で夢実現! 歌も楽器演奏もOK!! 仲間と気兼ねなくセッションできる部屋づくり
- 趣味をネットで生配信したい! 部屋の防音対策も忘れずに
- 勉強に集中できる勉強部屋が欲しい! 騒音対策や部屋のレイアウトのポイント
- 防音対策で騒音ストレスを低減! ちょこっと防音リフォームで寝室を快適に
- 畳をフローリングにリフォームするなら床の防音を! マンションの階下に響く衝撃音を低減させるための防音対策
- マンションでの部屋の防音を考えインテリアとしてのおしゃれさ実現と盲点をカバーする防音対策
その他の「防音建材・音響製品コラム(記事)」を
他にも防音建材・音響製品に関する情報が満載
防音建材・音響製品
FAQ・お問合せ
- よくある質問
-
- 遮音シートを床に使用して、防音効果がありますか?
-
遮音シートを床に使用しても、ほとんど防音効果は期待できません。木造戸建住宅であれば遮音マット等を、マンションであればオトユカベースN・オトユカベースSをご使用ください。
- 防音用施工部材「気密遮音コーキング」は普通のコーキングとどこが違いますか?
-
時間が経っても肉痩せしにくい材質を用いて、経年変化による隙間が発生しにくくしています。また、ある程度比重を高く設定し、遮音性能を損なわないようにしています。
- 音響壁材オトカベS-3を使うのですが、仕上は布クロスでなければダメですか?
-
必ず布クロスで仕上げて下さい。
表面にビニルクロスを張ってしまうと、クロスが音を反射させてしまい、オトカベS-3の特長である吸音性能が発揮できなくなります。 - 防音用施工部材の吸音ウールの素材は何ですか。
-
素材はPET繊維です。ペットボトルと同じ素材です。断熱材ではありませんのでご注意ください。また、不燃材料の認定も取得していません。
尚、2022年6月21日に、公共商業施設施設向けにグラスウール基材の不燃吸音材「吸音ウールF」をラインナップしています。 - 遮音下地を施工する木造の2階に、床暖房を設置したいのですが、遮音マットや床コンビボードの上に施工できますか?
-
遮音マットの場合は、遮音マットの上に合板12mm厚を捨て張りし、その上に床暖房を設置してください。
床コンビボードは、床暖房の熱により変形し、目隙や床鳴りが発生する場合がありますので、施工できません。
Webカタログの閲覧・請求は、下記のボタンからご依頼いただけます。
防音・音響仕様についてのご相談は、サウンドセンターにて承ります。
防音お問い合わせ先 : サウンドセンター
東京:03-6271-7785
大阪:06-6205-7245
受付時間:平日10:00~17:00
(土・日・祝日・年末年始・お盆は休みとなります。)
- 防音建材・音響製品ページ人気ランキング