防音床材の性能 快適な生活のために配慮したい上下階の音。
木造住宅
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家族のあいだでも気くばりは必要。
上下階の音は聞こえにくいほうがいい。家族の出す音とはいえ、やっぱり気になるのが、2階以上の床から階下へ伝わる「床衝撃音」。この音には「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」のふたつがあり、2世帯住宅などでは特に大きな問題となりがちです。家族一人ひとりのプライバシーを重視して快適な住環境をつくるためにも、床防音はもはや無くてはならない性能。性能もデザインも豊富にそろった防音床製品の中から、暮らしにぴったり合った床防音を採り入れてみてください。
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※1 防音性能は建築物の諸条件(構造、工法、内装仕上げ)で変わります。また、音の大きさは個人によって感じ方が異なりますので、あくまでも目安とお考えください。
※2 いずれも自社測定値。
※3 一般構造:根太+捨張り合板+12mm厚合板フロア、1階天井は9.5mm石膏ボード+クロス仕上げ。
※4 1ランク改善とは5dBの改善量を示し、2ランク(10dB)改善すれば音がほぼ半減して聞こえます。
※5 材料費は木造軸組で8畳間を想定。梁、根太、野縁構造材及び、巾木・回り縁等の造作材は除く。仕上げ材はハピアフロアベーシック柄を想定。工事費は別途。消費税は含まれておりません。
●性能値は、実験場における測定値から算出されたものであり、実際の性能は、施工や部屋の諸条件により異なります。
マンション・RC造
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音が暮らしの様子まで伝えてしまう。
そんな「困った」を解決する床防音。上下階の音の問題が起きやすいマンションでは「床衝撃音」対策は絶対条件。スリッパの音やスプーンを落とす音などの「軽量床衝撃音」と、子供が走り回る音などの「重量床衝撃音」では改善手法が異なります。高い床衝撃音遮断性能をもった床材はもちろん重量床衝撃音を改善するDADスペースなど多彩なラインナップの中から適切な製品・システムをお選びください。
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■床衝撃音のレベルと聞こえ方について
床衝撃音とはその名の通り、床に衝撃を与えたときに階下に伝わる音。「軽量床衝撃音」は、スプーンを落としたり、スリッパで歩いたりしたときに発生する、カチャン、パタパタといった比較的軽い感じの音のこと。このとき階下に伝わる音の大きさを「LL値」で表し、数値が小さいほど性能が高いということになります。
「重量床衝撃音」は、重いものを落としたり、子供が飛び跳ねたりしたときに発生する、ドスン、ドタドタといった重い感じのする音のこと。このとき階下に伝わる音の大きさを「LH値」で表し、数値が小さいほど性能が高いということになります。下記の表は、どのくらいの性能値があれば、どのように聞こえるのかということを示した表です。【集合住宅の生活実感とJIS及び日本建築学会の遮音基準】

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DADスペースLSシリーズ
低減量等級(ΔL等級)にて性能取得された新システム。独自の防振ゴム形状により、軽量、重量とも高い床衝撃音遮断性能を実現。専用の防振際根太を使用することで、構造躯体との振動絶縁をしながら施工性が向上。
【DADスペースLSシリーズの性能一覧】
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オトユカベースN
マンションや公共施設などの防音床下地材です。木質フロア、クッションフロア、石貼り仕上げに対応しています。軽量床衝撃音遮断性能の改善だけでなく、優れた衝撃吸収性能があります。
【オトユカベースNの性能一覧】
●ハピアオトユカはΔL等級に対応しています。詳しくは「2023.4総合カタログ」をご覧ください。
●性能値は、実験場における測定値から算出されたものであり、実際の性能は、施工や部屋の諸条件により異なります。
防音建材・音響製品
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FAQ・お問合せ
- よくある質問
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- 遮音シートを床に使用して、防音効果がありますか。
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遮音シートを床に使用しても、ほとんど防音効果は期待できません。木造戸建住宅であれば遮音マット等を、マンションであればオトユカベースN・オトユカベースSをご使用ください。
- 防音用施工部材「気密遮音コーキング333K」は普通のコーキングとどこが違いますか。
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時間が経っても肉痩せしにくい材質を用いて、経年変化による隙間が発生しにくくしています。また、ある程度比重を高く設定し、遮音性能を損なわないようにしています。
- 音響壁材オトカベS-3を使うのですが、仕上は布クロスで無ければダメですか?
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必ず布クロスで仕上げて下さい。
表面にビニルクロスを張ってしまうと、クロスが音を反射させてしまい、オトカベS-3の特長である吸音性能が発揮できなくなります。 - 防音用施工部材の吸音ウールの素材は何ですか。
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素材はPET繊維です。ペットボトルと同じ素材です。断熱材ではありませんのでご注意ください。また、不燃材料の認定も取得していません。
- 遮音下地を施工する木造の2階に、床暖房を設置したいのですが、遮音マットや床コンビボードの上に施工できますか。
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遮音マットの場合は、遮音マット上に合板12mm厚を捨て張りし、その上に床暖房を設置してください。床コンビボードは、床暖房の熱により変形し、目隙や床鳴りが発生する場合がありますので、施工できません。
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