建築用語集

ドアクローザー

ドアクローザーとは、ドアをゆっくりと自動的に閉めるための装置です。玄関などのドア上部に取り付けられ、バネとオイルダンパーを使用しています。ドアの開閉速度を適切かつ安全な速度を保つようにする役割を持っています。

ドアクローザーにはスタンダード型とパラレル型の2種類が存在しています。

●スタンダード型:ドアが開く方向(ドアの室外側)に設置するため、日光や雨風といった室外環境の影響を受けやすくなります。経年劣化が早まりやすいというデメリットを有しています。

●パラレル型:ドアが開く方向とは反対側に設置するドアクローザー。ドアを閉める際にアームが折り畳まれるのが特徴です。共用廊下を有した集合住宅の玄関ドアで多く採用されています。

スタンダード型・パラレル型共に定期的なメンテナンスが必要です。また、オイル漏れなどが生じた時は交換が必要になります。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。