建築用語集
野面積み
野面積み(のづらづみ)は、日本の伝統的な石積み工法のひとつで、自然のままの石をほとんど加工せずに積み重ねる技術です。石の形状や大きさを活かして、不規則ながらも安定した構造を作り出します。石同士の接触面を巧みに組み合わせ、重力と摩擦で石垣や擁壁を形成するため、高度な技術と熟練の職人の石選びが不可欠。
代表的な使用例として、世界遺産にも登録されている姫路城や彦根城の石垣、安土城跡の石積みがあります。自然石ならではの素朴で力強い風合いが特徴で、日本各地の伝統的な農村の石垣や土留め、日本庭園の石組みにも用いられています。野面積みは、単なる石積み技術を超え、歴史的景観を支える重要な建築要素です。
- 外構
- 自然石積み
- 粗石積み
施工に関する用語
- 盛り替え
- 野面積み
- 当て木
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- ラスモルタル
- 作業床
- 取り合い
- ラップルコンクリート
- 斫り
- 耐火被覆
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<監修>
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塩野 良
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一級建築士/管理建築士
2001年に東洋大学工学部建築学科を卒業後、総合建築設計事務所で工場(機械)、倉庫、オフィスビルから店舗内装や住宅まで設計・監理などを経験 。その後、プラント系エンジニアリング会社にて食品工場専門の建築士として、設計から工事まで幅広く携わるほか、個人で建築事務所の運営も行っている。
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一級建築士/管理建築士