建築用語集

門扉

門扉とは、建物の出入り口として設けられた門の扉のことです。一般的に、建物(住宅など)と道路の境界線に作られる外構扉で、安全性やプライバシーを高める役割を有しています。門扉には「開き方」「仕様」「素材」別に以下のような種類があります。

■開き方による種類
●内開き: 家の内側に向かって開くタイプ。道路側にスペースが不要なため、安全性が高いのが特徴です。
●外開き: 道路側に開くタイプ。敷地内にスペースが必要ですが、開放感が得られます。
●引き戸: 横にスライドして開閉するタイプ。前後にスペースが不要です。

■素材による種類
●アルミ門扉: 軽量で耐久性があり、デザインのバリエーションが豊富です。
●ステンレス門扉: 強度が高く、耐錆性に優れています。
●木製門扉: 自然な風合いを楽しむことが出来ます。
●鉄門扉(スチール門扉): 重厚感と強度の高さがあります。
●樹脂門扉:腐食に強く、メンテナンスが容易です。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。