建築用語集

木口(こぐち)

木口

木口(こぐち)とは木材を切断した時の断面(木材の切り口)のことです。木口は「きぐち」とも呼ばれますが、その場合には「木材の切り口」の意味以外に「材木の性質や品質」「手提げ袋などの口に付けた木製の取手」の意味が付加された言葉です。
「こぐち」と「きぐち」では言葉の使われ方が異なる場合があることに注意が必要です。「木口(こぐち)」は木材の幹軸に対して、垂直方向の木材断面部(切り口)を示す言葉です。
ちなみに木材の幹軸に対して平行方向の木材切断部(繊維方向に沿った側面切り口)を「木端(こば)」と呼びます。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。