美しい音、心地よい音の響きを楽しむ部屋づくりの秘訣

音響効果について

音響効果を表す基準として「残響時間」があります。
この「残響時間」とは、部屋の中に音を充満させた後、音を止めて60dB減衰するのに要する時間をいいます。下図は、部屋の容積と使用目的に応じた最適な「残響時間」の目安を示しています。たとえば、12畳の部屋で最適な残響時間0.5秒は、6畳の部屋では長すぎることが分かります。

残響時間が長いほど“響きが多く(ライブ)”短いほど“響きが少ない(デッド)”状態を表します。

ライブ
● オーディオ
● カラオケ
● 声楽・ピアノ楽器(趣味)
デッド
● シアター
● ピアノ(練習)
残響時間 図

音響シミュレーション

建築前に室内の音の響き(残響時間)を計算によりシミュレーションし、室内の音響設計をします。

※この計算結果は一応の目安程度としてお考えください。

●音響シミュレーションの方法

対象となる部屋の体積及び仕上げ材の面積を入力(①)して、各仕上げ材の吸音率(②)から部屋としての残響時間をシミュレーションします。その結果が③のグラフとなります。部屋の容積によって最適な残響時間(④)が決まります。この例では最適残響時間は0.28秒(デッド)〜0.50秒(ライブ)ですので、各周波数(横軸)が最適残響時間内になるように設計します。

●モデル名 ホームシアター(音響シミュレーションの一例) 室の表面積 84.6㎡ 室の体積 49.6㎥

吸音率
残響時間予測

住まいの音響 ワンポイントアドバイス

音響設計の基本は、室内に音の焦点(音圧の極端に高い部分)や死点(音圧の極端に低い部分)をつくらないこと。そうすれば、フラッターエコー(不自然な音の響き)やブーミング(室内共鳴)現象を防ぎ、良好な音場を効果的につくり出すことができます。

吸音・反射・拡散効果を高めるための音響設計

●不整形な壁面構成にする

音響設計1

●コーナーに収納家具を配置する

音響設計2

●折り曲げや凹凸のある壁材を使用する

音響設計3

●吸音材と反射材をランダムに配置する

音響設計4

●対向する壁面を吸音材と反射材で構成する

音響設計5

防音室PLAN

お好みに合わせて選べる、幅広いラインナップが充実しています。

▶︎ リビングシアター

いつもの部屋で、気軽に本格サウンド。家族みんなが楽しめるシアターです。

リビングシアター

▶︎ シアタールーム

楽器も練習できる本格的なシアタールーム。

シアタールーム

▶︎ 楽器練習室

限られたスペースを、有効に活用。
パーソナルな練習室をお求めの方に。

楽器練習室

▶︎ 書斎

読書も仕事もはかどる、快適空間。
在宅ワークなどニーズに応じて最適な防音をご提案します。

書斎

施工事例

個人宅

清水様邸 ▶ 用途:楽器演奏、ホームシアター

施工事例1
採用製品:
オトカベL91〈ダルブラウン〉他

河西様邸 ▶ 用途:楽器演奏

施工事例2
採用製品:
オトテン アコースティックブロック〈ソフトブラック〉
遮音パネル12.5他
その他防音室の事例はこちら

賃貸マンション

三井不動産レジデンシャル : パークアクシス板橋MUSE(全戸防音賃貸マンション)

採用製品:
遮音パネル12.5/吸音ウール/DADユカEマット/遮音マットS09/防音ドア[アドバンス(A)防音タイプ]
施工事例3
詳しくはこちら

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