建築用語集

スタッド

スタッドとは間柱のことで、間仕切り壁や天井の下地となる軽量鉄骨の柱材です。スタッドによる下地を設置したらその上に石膏ボードを張り付け、内側に電気の配線を行い、コンセントやスイッチを設置するための穴を設けます。最後にパテで石膏ボードの凹凸を無くし、クロスを張って壁を仕上げます。

したがって完成後は見えませんが、通常は等間隔で設置されています。ちなみにスタッドには角型とC型の2種類があり、使用する部材が少ないため短時間で施工でき、コストが安いのは角型です。しかし公共の建築物などには、JIS規格品であるC型のスタッドの使用が求められています。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士