建築用語集

遊び

建築用語としての遊びは、間隔や隙間、ゆとりのことです。部材と部材の接合で、合わせた部分にあえてゆとりを持たせることを遊びと呼びます。接合部に遊びを持たせることで力の伝達が弱まり、スムーズに動く、壊れない等の効果が生まれることが利点です。

例えば、障子や引き戸等の可動部分は、期待した性能を発揮させるために遊びを持たせていおきます。なお、部材の伸縮を見越して余裕を残しておくことを「逃げ」と呼びます。遊びは可動部分に対する余裕であるのに対し、逃げは動かない部分に対する余裕である点が違いです。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士